私は、我が子二人(息子、娘)に小学校受験をさせ、男子校、女子校、共学校の経験をいたしました。
その経験から、男子校と女子校の受験対策は大きく違うと確信しています。
特に、女子校に合格するためには、全体のバランスが大事です。
つまり、
ペーパーだけが高得点でもダメだということです。
全てが高評価でなければ合格できないということではなく、バランスよく評価される必要があります。
具体的には、
ペーパテスト
巧緻性テスト
行動観察テスト
運動テスト
面接テスト
などを通して、次のことが観られています。
指示をきちんと聞くことができるか、
その指示どおりに実行できるのか、
他のお子さんとの関わり方はどうか、
年相応の知力、運動能力が備わっているのか、
一生懸命に取り組むことができるのか、
最後まで諦めずに取り組むことができるのか、
何事も丁寧に取り組むことができるのか、
自分の考えを自分のことばで発言できるのか、
社会性が身についているのか、
自主性があるのか、
理解力があるのか、
手先の作業はできるのか、
生活習慣は身についているのか、
お行儀(ご挨拶など)はどうか、
などと様々なことが観られます。
どれも、家庭教育の中で身につくものばかりです。
つまり、「家庭教育」が合格への鍵になります。