女子小学校受験の考査の中では、
「巧緻性テスト」もかなり重要なポイントになりますので、しっかりと準備を進めておかなけらばなりません。
その前に、「巧緻性?」って思われたお母様、いらっしゃいますか?
今でこそ、当たり前のように口にしていますが、
当初、小学校受験の準備を始めた頃は、私も同じでした。
ですから、「?」って思われても全く心配いりません。
今から準備を進めれば大丈夫です。
巧緻性を辞書で確認してみると、
「手先の器用さや、巧緻の度合いなどを指す表現」と書かれています。
つまり、
「巧緻性テスト」というのは、
手先を使って、お子さんの器用さをチェックするテストのことです。
それでは、一体、どんな問題が出題されるのでしょう。
一部ですが、
・ハサミの使い方
・折り紙
・紐結び
・紙のちぎり
・お箸の使い方
・お弁当の包み方
・風呂敷の包み方
・エプロンの紐の結び方
・絵画
・指示工作
・輪ゴムの使い方
など多岐にわたった内容になります。
そのほとんどが、決められた時間内に指示通りに制作しなければなりません。
例えば、
時間内に完成しても、出来上がりが雑であれば評価されにくいでしょう。
一方、丁寧に取り組んでいても、時間内に完成できなければ、やはり評価されにくいでしょう。
つまり、完成作品から、
・お子さんの理解度
・完成度
・丁寧さ
・スピード
・集中力などが判断されます。
さて、他の考査対策をしながら、巧緻性が短期間で身につけることができるでしょうか?
小学校受験経験の立場から、応えは「NO!」です。
是非、早い段階からコツコツと練習を始め、時間をかけてしっかりと巧緻性の能力を身につけましょう。
その上で、指示を聞く力とその指示通りに実行できる力が必要になります。
私は幼い頃、祖父から「指先をよく使っていると、ボケ防止になる。指は第二の脳なんだよ。」と教えてもらったことがありました。
これと同じで、
幼児期に、末梢神経が集中している指先を鍛えることによって、幼児脳が刺激されるのです。
ですから、巧緻性テストの準備をすることは、お子さんの成長を促し、お子さんの知能が高くなるのです。
そのような観点からも、巧緻性の準備は早めに始められたほうが良いのです。